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2005年11月27日 (日)

黄教授関連

ここ一週間の動きをまとめてみると

22日 MBC「PD手帳」放映
23日 黄教授チーム関係者、研究員2人が2年前の卵子寄贈を報告
24日 記者会見、黄教授「知っていた」→全ての兼職の辞職声明
25日 MBCに抗議殺到
26日 MBC、歪曲報道を謝罪せよとファンクラブがデモ
27日 ノ大統領「スポンサーがMBC報道のために広告取り消しは行き過ぎ」

韓国全体が注目しているでしょう。韓国では韓国初のノーベル賞かと大々的に賞されてましたから。
韓国ではMBCが国益を考えて報道したのに対して、それは国益に反するという意見が圧倒的のようですが、それは的外れでしょう。疑惑を隠して輝かしい一面だけを世界に宣伝するということ自体、刹那的な名声に流されて自分で自分の首を締める行為です。
 黄教授は卵子を提供したのが同じ研究室の部下だったということを知っていたことが第一の失敗、その疑惑が出たときに「提供はなかった」と偽ってしまったことが第二の失敗でしょう。その後の弁明は全て極めて苦しいです。
この状況で自発的な提供だったといっても素直に信じる気にはなれません。
MBC報道の主張とも食い違いがまだあるように思えます。

世界のトップを走らねばという焦りと自国民からの過度の期待のプレッシャー、
倫理規定と手続きが完備されていなかったために起こった事件、といえばゴシップ記事並の結論ですがこんなところではないかな。

黄教授「作業を遅らせてでも国際的な水準に合わせていれば・・・」

今のところ法的違反をしたという話は出ていないので、法的リスクがあるわけではないでしょうが、この倫理的整備が整うまで研究は足止めでしょうね。
ES細胞の研究はどうなるのか?
黄教授は扉を大きく開けた。
身辺が落ち着いて再起した彼が再びリードするのか、米国が横からトップをかっさらうのか。
今後の動きに注目です。
そういえば日本では鹿児島大がクローンミニ豚を誕生させ、その名も「ソニン」って、また一悶着ありそうな名前に・・・

ノ大統領の
>「批判を許さない画一主義が圧倒する時、人間はいつも恥ずかしい歴史を残す」。
>「お互いに違う考え方が受け入れられ、けん制と均衡を成し遂げる時、常識が通じる社会が形成される」

というのは的を得ている発言でしょう。
まあついでに親日反民族行為者財産還収特別法という近年まれに見る時代に逆行した法を振り返ってみた方が良いんじゃないかと。

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