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2006年2月 8日 (水)

「風の息吹き」社説について (毎日)

開かれた新聞:委員会から 12、1月度 JR羽越線転覆事故の社説をめぐって

昨年12月25日に山形で起こったJR羽越線の特急脱線転覆事故についての社説で
「風の息遣いを感じていれば事故は避けられたはず」だと指摘し、読者から「運転手はワムウか」などと様々な批判を受けたことに対して、委員会で議論がありその報告をしています。

 インターネットが情報ソースの強力なツールとなったとは言っても、大量に日々のニュースを供給することに関しては、専門家である新聞社には敵いません。インターネットはメディアの中でstaticな情報(すでに流されたニュースを含む)を横につなげることは出来ますが、temporalな情報(まだ公開されていないニュース含む)は、ほとんど上からの供給に頼っています。もし、全ての新聞社がなくなれば、ネットで流れる情報も直ぐに破綻するでしょう。

 毎日いろいろな事件が起こり、問題が発生し日本人は衝撃を受けたり考えたりします。社説というものは情報供給者である新聞社が奔流する事件をすみやかにかみくだき、読者が事件について考えるための道を示すものです。だから社説とブログでは求められているものが違います。社説に求められていることは、論説委員たちが事件の問題点などを洗い出し、常識や一般的通念や理念と冷静に照らし合わせて文章を練り、分かりやすく書くことです。
 社説だからこそ「常に」冷静で的確な論説が求められるんじゃないでしょうか。

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